
puriFlash ELSD Advantage
フルインテグレートELSD
Integrated ELSD
(蒸発光散乱検出器)
万能検出器による安全な検出

蒸発光散乱検出器(ELSD)は、その優れた汎用性が特長です。UV、RI、質量検出器とは異なり、ELSDはUV吸収の無いサンプルにも対応します。糖質、脂質、界面活性剤、合成高分子など、様々なサンプルを検出できる点が魅力です。
ELSDは、順相・逆相クロマトグラフィーに加え、等溶離分離法(アイソクラティック)や溶媒勾配法(グラジエント)でも柔軟に使用可能です。また、ELSDのレスポンス・ファクターは常に一定で、信頼性の高い結果を提供します。
InterchimのELSDは、iELSDパックを搭載したpuriFlash精製システムに直接統合されています。これにより、追加の設置スペースが不要です。
Integrated ELSDは、糖質や脂質などUV吸収の無いサンプルにも対応できる汎用性と、様々なクロマトグラフィー方法に対応できる柔軟性を兼ね備えています。さらに、コンパクトな設計で設置スペースを取らないため、非常に便利です。
化合物の検出は3つのステップで行います
Evaporative Light Scattering Detector (蒸発光散乱検出器)
【原理】
🔲溶媒を蒸発させた後、粒子にレーザーを当てて、その光散乱を検出する方法

ネブライザー
ネブライジングで噴霧
蒸発
溶媒を蒸発させる

検出
化合物粒子に光を当て散乱光を検出

【優位性】
🔲UV吸収の無い化合物でも検出可能
🔲糖鎖、天然物、有機合成など幅広いアプリケーションに対応可
優位性しかない様に見えるELSDですが、全く問題が無い訳ではありません
よくある問題原因
解決法
PuriFlashならすべて解決
サンプルの詰まり
従来のELSD検出器は分取後の溶液を濃いままネブライザーで 噴霧するためサンプルが目詰まりを起こしやすくなります。
サチュレーション
一般的にELSD検出器のシグナルは2AUまでしか検出できないので濃度が濃いとサチュレーションを起こします。
マニュアル調整
従来のELSD外部検出器の場合は流速や濃度に合わせてスプリッターをマニュアルで調整す る必要があります。
カスタマーレビュー

精製すると、すぐにサンプルが検出器内部で詰まってしまい、サービスコールに繋がる
シグナルが飽和してピークトップが見れない。
流速を変更すると調整が必要になり、同じサイズのカラムしか使用ができない
従来のELSDで起こる問題
インターチムのiESLDは違います
精製用に特化して最適化されたELSD:
最高のパフォーマンスを発揮するために、最高の環境を整えましょう
私たちのELSDはフラッシュおよび製造純化のニーズを満たすように設計され、一般的な制約を排除しました。比類ない性能。卓越した品質。
ELSD(蒸発光散乱検出器)は、詰まりのリスクを避けるために完璧に設計されたネブライザーを搭載しています。ELSDの適切な動作に必要な流量とガス圧は、すべての有機化学および分析化学の実験室で使用できるように設計されています。ポンプの「メイクアップ」技術とインターチムの「ダイナミックスプリット」は、わずか40μl/分という非常に小さなサンプル量で最高の成果を保証します。これは破壊的な検出器であるため、収率に直接影響を与える重要な要素です。このため、ELSDを選ぶ際にはこのパラメータが非常に重要です。
フルインテグレート ELSD
ビルドイン&フルインテグレートELSD
01
IPAの洗浄効果によりメンテフリー
IPAに微量のサンプルをスプリットして噴霧するのでネブライザーにおけるサンプルの結晶化を防ぎ詰まりを解消
02
SAGA技術で5段階のゲインオートコントロール
5段階のゲインコントロールでピークの飽和が起きない
03
フルインテグレートでマニュアル操作不要
ソフトウェアで完全にコントロールされているので流速やカラムサイズによる調整が不要
ビルドイン&フルインテグレート ELSD対応モデル
精製に特化されたiELSDで快適な分取精製体験
ハイクラスFlash精製装置
Prep/Flash自動精製装置
オールマイティー分取精製装置